第25回 言語・音声理解と対話処理研究会 (SIG-SLUD)

日時: 1999年2月26日(金)

場所: 早稲田大学 理工学部55号館S棟2F第4会議室
    (東京都 新宿区 大久保 3-4-1)


<10:30--11:50>

(1) システムの処理性能を考慮した対話制御方法の検討
	菊池 英明, 小林 哲則, 白井 克彦 (早稲田大学)

	音声対話システムの構成要素である音声認識や問題解決の処理精度・
	時間などの処理性能によって対話戦略を変更することが、システムの
	評価にどのような影響を与えるかをモデル化し、検証する。

(2) 相槌を打つ音声対話システムの評価
	岡登 洋平, 加藤 佳司, 山本 幹雄, 板橋 秀一 (筑波大学)

	音声対話システムが相槌を打つ場合にユーザに及ぼす影響をWizard
	of Oz法によるシステムで評価した。


<13:00--14:20>

(3) 音声認識の自己目的的な楽しさ
	西本 卓也, 新美 康永 (京都工芸繊維大学)

	音声認識の利用を自己目的的に楽しいと感じるユーザが多い。本研究
	ではフロー体験モデルの立場からその要因を分析した。


(4) インタラクティブであるとはどういうことか
	木村 大治 (京都大学)

	伝達モデルを越えたコミュニケーション・モデルの構築のために,
	「インタラクティブ」という概念について,「分解不能性」「予測不
	能性」「記述逸脱性」という3点から考える。


<14:40--17:40>
<チュートリアル講演: コミュニケーションのリアリティを探る>

(5) コミュニケーションは心 --心を読む計算機
	伊藤 昭 (山形大学), 小嶋 秀樹 (通信総研)

(6) 平田オリザの演出について
	後安 美紀 (東京大学)

(7) ヒトらしいコミュニケーションに対する心理学的アプローチ
	加藤 知佳子 (豊橋創造大学), 北原 靖子 (金沢美術工芸大学)