音声認識に関する技術はめざましい進歩を遂げ、人間と音声で対話を行うシス テムも実用化されるようになってきました。本講習会は、15年以上の伝統があ り、音声認識・対話システムについて基礎理論と実践的ツールの修得ができる ようになっています。
昨年度から実習内容について、大幅な改訂を行いました。
1日目はJuliusを用いて音声認識システムを構成できるように、
2日目はMMDAgentを用いて簡単な音声対話システムを構成できるように、
3日目はKaldiを用いて音声認識の音響モデルの研究開発ができるように、
なることを目指します。
日時: 平成28年8月24日(水)〜26日(金)
場所: 京都大学 学術情報メディアセンター 南館
(〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町)
...(アクセス)
主催: 京都大学 学術情報メディアセンター
高度言語情報融合フォーラム(ALAGIN) 技術開発部会 音声処理分科会
後援: グローバルコミュニケーション開発推進(GCP)協議会
定員: 60名(ただし最後のKaldi実習は音響モデルの研究開発を行う方に限る)
参加費: 社会人 3万円、学生 1万5千円 (懇親会は別途2千円)
(ただしALAGIN正会員の機関の社会人の方は参加費2割引き)
(教科書
「音声認識システム」,
「音声対話システム」
の2冊とも持参される方は7千円引き)
定員に達しましたので、申込みを締め切りました。
プログラム: 詳細はスケジュール表(PDFファイル)参照
講義1. 音声認識の概要 講師:河原達也(京大) 講義2. 音声認識のための言語モデル 講師:南條浩輝(京大) 講義3. 認識アルゴリズムとJulius 講師:李 晃伸(名工大) 実習1. Juliusを用いた音声認識システムの構成 講師:秋田祐哉(京大) 講義4. 音声分析・合成 講師:戸田智基(名大) 講義5. 音声対話の概要・音声言語理解 講師:河原達也(京大) 講義6. 対話モデル・音声言語生成 講師:荒木雅弘(京都工繊大) 実習2. MMDAgentを用いた音声対話システムの構成 講師:李 晃伸(名工大), 橋本 佳(名工大) 講義7. 音声認識のための音響モデル 講師:篠崎隆宏(東工大) 実習3. Kaldiを用いた音響モデルの構築 講師:篠崎隆宏(東工大) 初日終了後に懇親会を予定 注意: ・ ALAGIN正会員の機関の方を優先して受け付けます。 ・ 一部の参加のみでも受け付けますが、参加費は同額です。 ・ 実習には、Windowsが動作し、マイク入力端子のあるノートPCを持参下さい。 問合せ先: 河原達也・南條浩輝 (京都大学) E-mail: seminar16@sap.ist.i.kyoto-u.ac.jp