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2008年度:ビジュアライゼーション

ビジュアライゼーション技術は,多視点映像処理装置,計測装置(MRI等),そして数値シミュレーション等から生成される膨大な三次元数値データから知識創造を行うための基盤技術として重要になっています.本コースでは,ビジュアライゼーション技術の概要に関する講義に加え,ビジュアライゼーション技術の中でも特に重要なボリュームレンダリング技術を取り上げ,その基本アルゴリズムの解説,KVSライブラリ(可視化支援ライブラリ)というオープンソースのソフトウェアを用いた演習を行います.受講生が職場で担当する業務へのフィードバック明確化を主眼にしています.

担当:小山田耕二教授(京都大学)

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日時 平成20年9月22日(月)、24日(水)、25日(木)
会場 京都大学学術情報メディアセンター南館
会場案内
定員 最大20名 ※申込み受付は終了致しました.
参加費 受講料(資料込)は無料
懇親会については、初日終了後に会費4000円程度、任意参加で開催する予定です。
参加資格 ビジュアライゼーションに興味のある方を対象とし、ビジュアライゼーション処理に関する経験は問いません。
なお、予備知識として大学初年級程度の数学、およびOpenGLを使ったC言語プログラミング経験が必要です。
注意事項 ・講義内容、実習内容については事前の予告を変更する場合があります。
・実習はLinux上で行います。
・応募者が定員を超えた場合は社会人優先とさせて頂きます。
 また、それでも定員を超える場合は抽選とさせて頂きます。
協賛 ・可視化情報学会
・日本シミュレーション学会
・CAE懇話会
・システム制御情報学会
お問い合わせ 遠藤幸子(京都大学学術情報メディアセンター)
endomedia.kyoto-u.ac.jp 迷惑メール防止の為「@」を画像で表示しています.

シラバス

第1回:
9月22日(月)10:30-17:30
(1) ビジュアライゼーション概要 講師 小山田耕二(京都大学)
(2) HPCにおけるGPUコンピューティング -CFDアプリケーション- 講師 青木尊之(東京工業大学)
(3) 可視化演習1 CUDA利用
第2回:
9月24日(水)10:30-17:30
可視化概要・等値面生成 講師 小山田耕二(京都大学)
(1) KVS概要 講師 坂本尚久(京都大学)
(2) 大規模非構造格子データの並列可視化戦略 講師 奥田洋司(東京大学)
(3) 可視化演習2 等値面
第3回:
9月25日(木)10:30-17:30
(1) ボリュームレンダリングのアルゴリズム 講師 小山田耕二(京都大学)
(2) ビジュアライゼーション(サーフェース) 講師 田中覚(立命館大学)
(3) 可視化演習3 ボリュームレンダリング

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