過去の講座

2008年度:音声認識・音声対話技術

音声認識に関する技術は近年めざましい進歩を遂げ、人間と音声で対話を行うシステム(エージェントやロボットを含む)の実現も可能になってきました。本講習会は、約10年の伝統がある音声認識の基礎からディクテーションまでカバーする講習会に加えて、音声対話技術コンソーシアム(ISTC)の発足に伴って、音声合成・対話システムなどの項目を追加したものです。

前半では、音声認識の基礎理論の講義に加えて、Juliusに代表される標準的なオープンソースのソフトウェアを用いて、ディクテーションシステムの演習を行います。後半では、音声理解・音声合成や対話モデルに関する講義に加えて、Galatea Toolkitの実習・実演を行います。

企画・運営担当:河原達也(京都大学)
日時 平成20年8月26日(火)-29日(金)
会場 京都大学 学術情報メディアセンター 南館
(〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町)
会場案内
主催 京都大学 学術情報メディアセンター
(文部科学省科学技術振興調整費 新興分野人材養成プログラム『メディア情報処理専修コース』の一環として行われます)
情報処理学会 音声言語情報処理研究会 音声対話技術コンソーシアム(ISTC)
定員 70名 ※申込み受付は終了致しました.
参加費 テキスト代(実費): 7000円,懇親会費(予定): 3000円
(ただしISTC会員の機関は2名まで上記無料)

プログラム

詳細なスケジュールはこちらのPDFファイルでご確認ください。

1:音声認識の概要・音声の入力と分析
講義 河原達也(京大)
実習 西浦敬信(立命館大)
2:HMMによる音響モデル
講義 篠崎隆宏(東工大)
実習 南條浩輝(龍谷大)
3:統計的言語モデル
講義 森 信介(京大)
実習 秋田祐哉(京大)
4:認識アルゴリズムとディクテーション
講義 李 晃伸(名工大)
実習 西村竜一(和歌山大)
5:音声合成
講義 山下洋一(立命館大)
実習 酒向慎司(名工大)
6:音声対話の概要・音声言語の理解
講義 河原達也(京大)
実習 秋田祐哉(京大)
7:対話のモデル・音声言語の生成
講義 荒木雅弘(京都工繊大)
8:ISTCソフトウェア紹介
実演 西本卓也(東大)
桂田浩一(豊橋技科大)

初日終了後に懇親会を予定

注意

お問い合わせ

河原達也(京都大学 学術情報メディアセンター)
E-mail: seminar08ar.media.kyoto-u.ac.jp 迷惑メール防止の為「@」を画像で表示しています.

前のページへ戻る

このページの先頭へ