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2008年度:自然言語処理技術
Webなどの電子情報の大規模化に伴って、その解析や検索を行うための自然言語処理技術はますます重要になっています。
本コースは、自然言語処理の概要の把握に加えて、比較的標準化された技術・ツールの修得、及びそのための背景知識・基本的概念の理解を主眼としています。本分野において活発な研究活動を行っている(特に当該ソフトウェアを設計・開発した)講師陣が講義・実習指導を担当します。自然言語処理の研究を始めようとされる方、自然言語処理を用いてアプリケーションを開発予定の方、また言語資料の作成・検索に言語処理ツールの利用を考えておられる方には、貴重な機会になると思います。
| 日時 |
平成20年9月8日(月)-10日(水) |
| 会場 |
京都大学 学術情報メディアセンター 南館
(〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町)
会場案内 |
| 定員 |
66名 ※申込み受付は終了致しました. |
| 参加費 |
無料 (ただし懇親会費は別;4000円程度を予定) |
| 主催 |
京都大学 学術情報メディアセンター
(文部科学省 科学技術振興調整費 新興分野人材養成プログラム『メディア情報処理専修コース』の一環として行われます) |
プログラム
より詳細なスケジュールはこちらのPDFファイルでご確認ください。
9月8日(月) 午後
1. 自然言語処理概論 (講義 90分)
| 講師 |
黒橋 禎夫(京大) |
2. Juman/KNPを用いた形態素・構文・格解析 (講義 60分)
| 講師 |
河原 大輔(情報通信研究機構),黒橋 禎夫(京大) |
3. Unidicの解説 (講義 60分)
| 講師 |
伝 康晴(千葉大) |
※ 終了後,事前設定についての相談受付時間を設けます
9月9日(火) 午前・午後
2. Juman/KNPを用いた形態素・構文・格解析(実習 150分)
| 講師 |
河原 大輔(情報通信研究機構),黒橋 禎夫(京大) |
4. Mecab/CaboChaを用いた形態素解析・係り受け解析
「茶器」によるコーパス管理・検索 (講義+実習 150分)
| 講師 |
工藤 拓(グーグル),岩立 将和,松本 裕治(奈良先端大) |
※ 終了後,懇親会
9月10日(水) 午前・午後
5. 「日本語話し言葉コーパス」の紹介 (講義 60分)
| 講師 |
内元 清貴(情報通信研究機構) |
6. 全文検索システム『ひまわり』を使った言語資料の作成と検索 (講義+実習 90分)
| 講師 |
山口 昌也(国立国語研究所) |
7. 開放型検索エンジン基盤TSUBAKIによる情報検索演習 (実習 90分)
| 講師 |
新里 圭司,黒橋 禎夫(京大) |
注意
- 実習用に、各自で下記の要件を満たすノートPCを用意して頂く必要があります。
ご用意できない場合は受講を受け付けられませんので、ご了承下さい。
- ノートPCの要件:Windows XP(推奨)またはVista*、CPU500MHz以上、メモリ128MB以上、無線LAN
*Windows Vistaでは動作確認の十分にされていないソフトがあります
お問い合わせ
河原 達也 (京都大学 学術情報メディアセンター)
黒橋 禎夫 (京都大学 情報学研究科)
森 信介 (京都大学 学術情報メディアセンター)
E-mail:seminar08
ar.media.kyoto-u.ac.jp 迷惑メール防止の為「@」を画像で表示しています.
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