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2008年度:コンピュータビジョン(画像計測の基礎と3次元形状復元)

本コースでは、カメラを計測装置として使用するために必要となる種々の技術・ノウハウから、カメラで撮影された2次元画像を基に撮影対象の3次元位置・形状を復元するステレオ画像解析に至るコンピュータビジョンの技術を段階的に学ぶとともに、各段階で実際にカメラを使った実習を行うことによって、現場で役立つ技術・ノウハウの習得を目指します。

担当教授:松山隆司(京都大学)

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日時 平成20年5月9日(金)-6月13日(金) 全6回
18:00-21:00(各項目は60分の講義と120分の演習から構成されます。(一部例外あり)
会場 京都大学 学術情報メディアセンター 南館
会場案内
定員 20名 ※申込み受付は終了致しました.
ソフトウェア 利用条件に同意された方には実習で用いるソースコードを無償で配布します。
参加費 受講料(資料込)は無料です。
懇親会費(任意参加:4000円程度)カンフォーラ(大学内カフェレストラン)にて5月9日(金)講義終了後22:00
参加資格 コンピュータを用いた画像計測・画像処理に興味のある方を対象としますが、画像処理に関する経験は問いません。なお、演習では Linux 上でC言語でのプログラミングを行いますので、予備知識として大学初年級程度の数学とC言語によるプログラムの知識が必要です。
お問い合わせ 遠藤幸子(京都大学学術情報メディアセンター)
endomedia.kyoto-u.ac.jp 迷惑メール防止の為「@」を画像で表示しています.

シラバス

第1回:コンピュータビジョンとは 5月9日(金) 18:00-21:00
講師 松山隆司(京都大学)
講義 画像処理とコンピュータビジョンの基礎知識
懇親会 講義終了後22:00 会費4000円(任意参加)
第2回:計算機への画像入力 5月16日(金)18:00-21:00
講師 川嶋宏彰(京都大学)
講義 映像信号と計算機内の映像表現
演習 映像信号のデジタイズ
第3回:多重画像を用いた多機能高精度画像解析 5月23日(金)18:00-21:00
講師 鷲見和彦(三菱電機先端技術総合研究所)
講義 多重露光によるノイズ低減やダイナミックレンジ拡大、多重フォーカス画像による3次元形状復元
演習 多重露光画像処理
第4回:カメラの幾何モデルとキャリブレーション 5月30日(金)18:00-21:00
講師 波部斉(奈良先端科学技術大学院大学)
講義 カメラによる実世界から画像への幾何変換モデル
演習 カメラのキャリブレーション
第5回:ステレオカメラの平行化 6月6日(金)18:00-21:00
講師 延原章平(京都大学)
講義 二つのカメラ間の幾何変換モデル
演習 二台のカメラから得られる画像の平行化(レクチフィケーション)
第6回:ステレオ画像からの視差の検出と3次元復元 6月13日(金)18:00-21:00
講師 杉本 晃宏(国立情報学研究所)
講義 二つの画像間の対応探索方法
演習 画像間の対応点探索アルゴリズムの試作

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