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2007年度:ビジュアライゼーション

ビジュアライゼーション技術は,多視点映像処理装置,計測装置(MRI等),そして数値シミュレーション等から生成される膨大な三次元数値データから知識創造を行うための基盤技術として重要になっています.本コースでは,ビジュアライゼーション技術の概要に関する講義に加え,ビジュアライゼーション技術の中でも特に重要なボリュームレンダリング技術を取り上げ,その基本アルゴリズムの解説,KVSライブラリ(可視化支援ライブラリ)というオープンソースのソフトウェアを用いた演習を行います.受講生が職場で担当する業務へのフィードバック明確化を主眼にしています.

担当:小山田耕二教授(京都大学)

「小山田研究室」のサイトへ

日時 平成19年9月14日(金)—10月5日(金)
会場 京都大学 学術情報メディアセンター 南館
会場案内
定員 最大20名 ※受講受付は終了致しました
参加費 受講料(資料込)は無料です。
懇親会費 4000円程度(任意参加:9月14日(金)終了後,吉田食堂にて)
参加資格 ビジュアライゼーションに興味のある方を対象とし,ビジュアライゼーション処理に関する経験は問いません.なお,予備知識として大学初年級程度の数学,およびOpenGLを使ったC言語プログラミング経験が必要です.
注意事項
  • 講義内容,実習内容については事前の予告を変更する場合があります.
  • 実習はLinux上で行います.
  • 応募者が定員を超えた場合は社会人優先とさせて頂きます.また,それでも定員を超える場合は抽選とさせて頂きます.
協賛
  • 可視化情報学会
  • 日本シミュレーション学会
  • 日本バーチャルリアリティ学会
  • CAE懇話会
お問い合わせ 遠藤幸子(京都大学学術情報メディアセンター)
endomedia.kyoto-u.ac.jp 迷惑メール防止の為「@」を画像で表示しています.

シラバス

David Kirk博士
プロフィールと講演内容
第1回:GPGPU技術概要
9月14日(金)13:00-17:00
講師 コースガイダンス担当:小山田耕二(京都大学)
講義担当 David Kirk博士(NVIDIA社)
講義 GPGPU技術概要
演習 作成上の注意点・問題点を示しながらのGPU(CUDA)プログラミング実演
第2回:可視化概要とKVSライブラリを用いた3DCG基本プログラミング演習
9月21日(金)10:00-17:00
講師 講義担当:小山田耕二(京都大学),坂本尚久(京都大学/ケージーティー(株))
講義 ビジュアライゼーションとOpenGL概要,KVSライブラリとは(OpenGLとの関連)、可視化プログラムの基礎
演習 可視化の基本プログラミング実習
第3回:ボリュームレンダリング概要とKVSライブラリを用いたシステム開発
9月28日(金)10:00-17:00
講師 講義担当:小山田耕二(京都大学),坂本尚久(京都大学/ケージーティー(株))
講義 ボリュームレンダリングの理論と実装
演習 KVSライブラリを使用したボリュームレンダリングプログラミング実習
第4回:OpenCABIN概要・多次元の可視化システム概要と演習
10月5日(金)10:00-17:00
講師 講義担当:立山義祐(東京大学),伊藤貴之(お茶の水女子大学)
講義 OpenCABINとは,平安京ビューとは
演習 平安京ビューを用いた多次元データの可視化システム開発演習

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