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2007年度:コンピュータビジョン(画像計測の基礎と3次元形状復元)
本コースでは、カメラを計測装置として使用するために必要となる種々の技術・ノウハウから、カメラで撮影された2次元画像を基に撮影対象の3次元位置・形状を復元するステレオ画像解析に至るコンピュータビジョンの技術を段階的に学ぶとともに、各段階で実際にカメラを使った実習を行うことによって、現場で役立つ技術・ノウハウの習得を目指します。
担当教授:松山隆司(京都大学)
「松山研究室」のサイトへ
| 日時 |
平成19年5月11日(金)-6月15日(金) 全6回
18:00-21:00(各項目は60分の講義と120分の演習から構成されます。(一部例外あり) |
| 会場 |
京都大学 学術情報メディアセンター 南館
会場案内 |
| 定員 |
20名 ※受講受付は終了致しました |
| ソフトウェア |
利用条件に同意された方には実習で用いるソースコードを無償で配布します。 |
| 参加費 |
受講料(資料込)は無料です。
懇親会費(任意参加:4000円程度)カンフォーラ(大学内カフェレストラン)にて5月11日(金)講義終了後-22:00 |
| 参加資格 |
コンピュータを用いた画像計測・画像処理に興味のある方を対象としますが、画像処理に関する経験は問いません。なお、演習では Linux 上でC言語でのプログラミングを行いますので、予備知識として大学初年級程度の数学とC言語によるプログラムの知識が必要です。 |
| お問い合わせ |
遠藤幸子(京都大学学術情報メディアセンター)
endo media.kyoto-u.ac.jp 迷惑メール防止の為「@」を画像で表示しています. |
シラバス
第1回:コンピュータビジョンとは 5月11日(金)
18:00-21:00
| 講師 |
松山隆司(京都大学) |
| 講義 |
画像処理とコンピュータビジョンの基礎知識 |
| 懇親会 |
講義終了後-22:00 会費4000円(任意参加) |
第2回:計算機への画像入力 5月18日(金)18:00-21:00
| 講師 |
川嶋宏彰(京都大学) |
| 講義 |
映像信号と計算機内の映像表現 |
| 演習 |
映像信号のデジタイズ |
第3回:多重画像を用いた多機能高精度画像解析 5月25日(金)18:00-21:00
| 講師 |
鷲見和彦(三菱電機先端技術総合研究所) |
| 講義 |
多重露光によるノイズ低減やダイナミックレンジ拡大、多重フォーカス画像による3次元形状復元 |
| 演習 |
多重露光画像処理 |
第4回:カメラの幾何モデルとキャリブレーション 6月1日(金)18:00-21:00
| 講師 |
波部斉(奈良先端科学技術大学院大学) |
| 講義 |
カメラによる実世界から画像への幾何変換モデル |
| 演習 |
カメラのキャリブレーション |
第5回:ステレオカメラの平行化 6月8日(金)18:00-21:00
| 講師 |
延原章平(京都大学) |
| 講義 |
二つのカメラ間の幾何変換モデル |
| 演習 |
二台のカメラから得られる画像の平行化(レクチフィケーション) |
第6回:ステレオ画像からの視差の検出と3次元復元 6月15日(金)18:00-21:00
| 講師 |
牧 淳人(京都大学) |
| 講義 |
二つの画像間の対応探索方法 |
| 演習 |
画像間の対応点探索アルゴリズムの試作 |
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