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2006年度:ビジュアライゼーション

ビジュアライゼーション技術は,多視点映像処理装置,計測装置(MRI等),そして数値シミュレーション等から生成される膨大な三次元数値データから知識創造を行うための基盤技術として重要になっています.本コースでは,ビジュアライゼーション技術の概要に関する講義に加え,ビジュアライゼーション技術の中でも特に重要な等値面生成技術を取り上げ,その基本アルゴリズムの解説,KVSライブラリ(可視化支援ライブラリ)というオープンソースのソフトウェアを用いた演習を行います.受講生が職場で担当する業務へのフィードバック明確化を主眼にしています.

担当:小山田耕二教授(京都大学),酒井晃二助手(京都大学)

「小山田研究室」のサイトへ

日時 平成18年9月27日(水)—29日(金)
会場 京都大学 学術情報メディアセンター 南館,吉田南4号館 203演習室
会場案内
定員 最大20名 ※受講受付は終了致しました
参加費 受講料(資料込)は無料です。
懇親会費 4000円程度(任意参加:9月27日(水)場所は未定)
参加資格 ビジュアライゼーションに興味のある方を対象とし,ビジュアライゼーション処理に関する経験は問いません.なお,予備知識として大学初年級程度の数学,およびOpenGLを使ったC言語プログラミング経験(下記リンク先のプログラミング自習用コンテンツで事前学習した場合を含む)が必要です.
メディア情報処理専修コース・ビジュアライゼーション自習コンテンツメニューの[Lecture Notes]をクリック)
注意事項
  • 講義内容,実習内容については事前の予告を変更する場合があります.
  • 実習はLinux上で行います.
  • 応募者が定員を超えた場合は社会人優先とさせて頂きます.また,それでも定員を超える場合は抽選とさせて頂きます.
協賛
  • 可視化情報学会
  • 日本シミュレーション学会
  • 日本VR学会
お問い合わせ 遠藤幸子(京都大学学術情報メディアセンター)
endomedia.kyoto-u.ac.jp 迷惑メール防止の為「@」を画像で表示しています.

シラバス

第1回:可視化概要とKVSライブラリを用いた等値面表示システム開発
9月27日(水)10:00-18:00
講師 講師 講義担当:小山田耕二(京都大学), 坂本尚久(京都大学)
実習担当:安原幸生(京都大学),山下由起子(京都大学)
講義 コースガイダンス,ビジュアライゼーションとOpenGL概要,KVSライブラリとは(OpenGLとの関連),等値面表示システムの基礎とマーチングキューブ法
演習 KVS基本プログラム(簡単な3DCG表示プログラム作成)
第2回:可視化応用(計測データの可視化)
9月28日(木)10:00-18:00
講師 講師 講義担当:瀬川典久(岩手県立大学),酒井晃二(京都大学)
実習担当:安原幸生(京都大学),山下由起子(京都大学)
講義 計測装置(センサーネットワーク,MRI装置)から得られるデータについて
演習 等値面表示プログラミング実習(適用データ:センサ,DT−MRIのテンソルから生成されたスカラデータ)
第3回:VR(バーチャルリアリティ)空間における可視化プログラミング概要と演習
9月29日(金)10:00-18:00
講師 講師 講義担当:立山義祐(東京大学),久木元伸如(東和大学),江原康生(京都大学)
実習担当:安原幸生(京都大学),山下由起子(京都大学)
講義 ビジュアライゼーションとVR概要,CABINライブラリとは
演習 CAVEライブラリを使用したプログラミング実習(等値面表示のための直感的インタフェース),CAVE実演

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