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2006年度:自然言語処理技術

Webなどの電子情報の大規模化に伴って、その解析や検索を行うための自然言語処理技術はますます重要になっています。
本コースは、自然言語処理の概要の把握に加えて、比較的標準化された技術・ツールの修得、及びそのための背景知識・基本的概念の理解を主眼としています。本分野において活発な研究活動を行っている(特に当該ソフトウェアを設計・開発した)講師陣が講義・実習指導を担当します。自然言語処理の研究を始めようとされる方、自然言語処理を用いてアプリケーションを開発予定の方、また言語資料の作成・検索に言語処理ツールの利用を考えておられる方には、貴重な機会になると思います。

企画・運営担当:黒橋禎夫河原達也(京都大学)
日時 平成18年9月4日(月)-6日(水)
会場 京都大学 学術情報メディアセンター 南館
(〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町)
会場案内
定員 70名※受講受付は終了致しました
参加費 無料 (ただし懇親会費は別)
主催 京都大学 学術情報メディアセンター
(文部科学省 科学技術振興調整費 新興分野人材養成プログラム『メディア情報処理専修コース』の一環として行われます)

プログラム

より詳細なスケジュールはこちらのPDFファイルでご確認ください。

9月4日(月)午後
1.自然言語処理概論 (講義 90分)
講師 黒橋禎夫(京大)
2.Juman/KNPを用いた形態素・構文・格解析 (講義 60分)
講師 黒橋禎夫(京大)

※講義後,事前設定についての相談受付時間を設けます

9月5日(火)午前・午後
3.Juman/KNPを用いた形態素・構文・格解析 (実習 120分)
講師 黒橋禎夫(京大),河原大輔(NICT)
4.「茶筌」/「南瓜」を用いた形態素解析・係り受け解析
  「茶器」によるコーパス管理・検索 (講義+演習 180分)
講師 松本裕治,浅原正幸(奈良先端大)

※講義・実習後,懇親会

9月6日(水) 午前・午後
5.情報検索概論 (講義 60分)
講師 徳永健伸(東工大)
6.「日本語話し言葉コーパス」の紹介 (講義 60分)
講師 内元清貴(NICT)
7.全文検索システム『ひまわり』を使った言語資料の作成と検索 (講義+実習 90分)
講師 山口昌也(国立国語研究所)

注意

お問い合わせ

河原達也 (京都大学 学術情報メディアセンター)
黒橋禎夫 (京都大学大学院 情報学研究科)
E-mail: seminarar.media.kyoto-u.ac.jp 迷惑メール防止の為「@」を画像で表示しています.

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