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2005年度:オブジェクト指向設計・プログラミングによるシステム開発

オブジェクト指向のソフトウェアの設計やプログラミングがビジネスなどのシステムを開発する手法として注目されています.同時に,この手法は社会や経済をボトムアップにシミュレーションするエージェントベースドモデリングなどの学術研究のための手法としてもニーズが高まっています.本コースでは人工市場研究プロジェクト U-Mart での市場シミュレーションのためのネットワーク上の取引所の仕様を参考に,市場モデルの設計を例にとってオブジェクト指向のシステム設計やプログラミングを中心に信頼性の高いソフトウェア開発の技法,モデル化手法などについて解説しつつ,具体的な課題を用いた演習を中心にシステム設計とプログラミングを学習します.

担当教授:喜多 一(京都大学)

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日時 平成17年8月3日(水)-7日(日)
会場 京都駅前キャンパスプラザ6階第8講習室
会場案内
定員 最大20名(U-Mart プロジェクトに参画する教員や大学院生などの受講者も含まれます.)※受講受付は終了致しました
参加費 無料. 旅費・宿泊費等については自己負担となります.
参加資格
  • Java についての初級程度のプログラミングの経験を有していること.
  • イーサネットのインターフェイスを有するノートPC が持参できること.なお Java のプログラミング環境として Java J2SE SDK を,開発環境としてEclipse を使用します.これらのインストールは当日,指示をしますが,事前に利用できる状態にしておいて頂けることが望ましいです.
なお,受講者には事前に簡単な Java プログラミングの課題を課します.
講師
  • 小野 功(東京工業大学 大学院総合理工学研究科助教授)
  • 森 直樹(大阪府立大学 工学研究科 講師)
  • 佐藤 浩(防衛大学校 情報工学科 講師)
  • 松井 啓之(京都大学 大学院経済学研究科 助教授)
  • 喜多 一(京都大学 学術情報メディアセンター 教授)
協力 U-Mart 研究会,
科学研究費特定領域研究(C) 情報学,A06 公募研究
「仮想先物市場(U-Mart)を用いた経済システムの制度創発に関する研究」

達成すべき学習目標

シラバス

第1回:8月3日(水)開始13:30
解説 人工市場 U-Mart 入門
実習 U-Mart による先物取引の体験
実習 人工市場 U-Mart システムの取引所サーバの仕様の理解と分析
終了後 懇親会(参加費は各自,負担)を行います.
第2回:8月4日(木) 午前,午後
解説 オブジェクト指向設計と関連するソフトウェア開発技法(コード化の慣習,UML,テストファーストアプローチ,デザインパターン,リファクタリングなど)の紹介
実習 事前課題の提出とコードの相互レビュー,コードの改良と完成
第3回:8月5日(金) 午前,午後
解説 スレッドを用いた並行プログラミングとソケットを用いたネットワークプログラミング
実習 スレッド,ソケットを用いたプログラミング課題の実習
実習 取引所サーバの設計(グループを編成しての演習を予定しています)
第4回:8月6日(土) 午前,午後
実習 取引所サーバの設計とレビュー
第5回:8月7日(日) 午前,午後
実習 取引所サーバ設計の報告とディスカッション

参考書

とくに指定はしませんが,Java の入門書,オブジェクト指向の入門書などお使いのものを持参ください.以下はその一例です.

  1. 高橋 麻奈: やさしいJava 第2版,ソフトバンクパブリッシング (2002)
  2. 結城 浩 改訂版 Java言語プログラミングレッスン (上),(下)ソフトバンクパブリッシング (2003)
  3. 河合:最新オブジェクト指向がわかる, 技術評論社 (2001)

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